皆様が生活しているご自宅の
リビングや廊下、寝室等の部屋の床には
フローリングという板材を貼っていると思います。
では水回りはどうでしょう?
トイレや脱衣所、洗面所の床を見てみると…
触ると少しへこむゴムみたいな感触の
床材じゃないでしょうか?
これはクッションフロアといって
塩化ビニールと言う素材でできています。
今日はクッションフロアについて小話をします。
クッションフロアは先ほども書いた通り、
塩化ビニールという素材で出来ているので、
ビニール製品の特長の1つである
水を弾く効果がある=耐水性あり
がクッションフロアのメリットの1つでもあり、
水気の大きい水回りによく使われます。
また、耐水性だけでなく、
クッションフロアのメリットは
・耐衝撃性がある。
・汚れが落としやすい。
・クッション性があるので足腰の負担が軽減。
・安価。
・デザインが豊富。
なのが魅力です。
デメリットは…
・傷や凹みが付きやすく、
耐久性がフローリングと比べて劣る。
・質感もフローリングに比べて劣るものも多い。
・熱に弱いので火を使う台所にはあまり適さない。
・通気性が悪いのでカビが発生し易い。
・変色する事があるので手入れがかかせない。
・接着剤だけで床に貼っているので、
経年劣化で剥がれる恐れあり。
…一見、メリットも多いですが、
デメリットも多いのが特徴です。
クッションフロアとフローリングのそれそれの
メリット・デメリットを考慮して、
床材を決められたら良いと思います。
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本日のブログは株式会社遥の将嗣が書きました!
最後までお読みいただきありがとうございました!
山﨑将嗣:プロフィール
宅地建物取引士・1級建築施工管理技士
1級建土木工管理技士・2級建築士
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