天井と壁の間に取り付けられている
部材がある事をご存じですか??
その部材は
「廻り縁(天井廻り縁)」
(まわりぶち/てんじょうまわりぶち)
と言います。
わかりやすく色分けをすると…
↑色が付いている場所の部材が、
廻り縁(天井廻り縁)です。
今回は、
廻り縁(天井廻り縁)について小話をします。
廻り縁(天井廻り縁)の主な素材は、
・木材
・金属製(アルミ・ステンレス)
・樹脂
…等があります。
安価素材から高価素材まで様々ですが、
和室等で高級感を出したい場合には
木材が選ばれる事が多いです。
廻り縁(天井廻り縁)の主な役割は、
・天井と壁の境目の隙間を隠す事
・部屋の装飾としての役割
…等があります。
主に上記の2つが廻り縁(天井廻り縁)を
取り付ける理由として選ばれます。
ですが、個人の好みによっては
・部屋にアクセントが
生まれるがゆえに部屋が狭く感じる
・取り付け後の数年後に
装飾デザインに古臭い印象を持ってしまう
・付けない場合と比べて資材コストが欠かかる
…等のデメリットもあります。
ですので…
自分のイメージに合った部屋つくりをする為に
廻り縁(天井廻り縁)についても、
取り付けの有無や材質・デザイン等を
たくさん検討することが大切だと思います。
ざっくりですが、
廻り縁(天井廻り縁)の役割とデメリットが
伝わりましたでしょうか?
このブログで少しでも建築物の謎が
解決するのなら幸いです。
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本日のブログは株式会社遥の将嗣が書きました!
最後までお読みいただきありがとうございました!
山﨑将嗣:プロフィール
宅地建物取引士・1級建築施工管理技士
1級建土木工管理技士・2級建築士
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